投資信託選び 第5回: 日本株アクティブ
日本株式のアクティブファンドは星の数ほどあるので、選択に困るところです。手数料が安いからといって必ずしもいいファンドとはいえず、また過去の成績が将来も続くとは限りません。
今回は、以下のような条件で調べてみました。
- モーニングスターでのレーティングが★★★★★(最高)
- モーニングスターの分類で、中型または小型株ファンドであること
- 分配金再投資ができること。または販売手数料がゼロであること (再投資できないと、分配金に対する販売手数料の分を損し続けることになるので)
- 償還がない、または2010年以降であること
この条件でみつけた投資信託と、主な販売会社、各種手数料などは、以下の通り。
| 名称 | 販売 手数料 | 信託 報酬 | 諸費用 | 信託 財産 留保額 | 販売会社 |
| 日興ビーンズ 日本株ファンド 02315014 | -- | 1.05% | 0.1835% | 0.3% | マネックス 証券 |
| SGターゲット・ ジャパン・ファンド 58311008 | 2.1% | 1.785% | 0.2457% | 0.3% | 荘内銀行 |
| DKA日本バリュー株 オープン 08311006 | 3.15% | 1.785% | 0.1142% | 0.3% | みずほ銀行 |
| JF日本株・ アクティブ・オープン 1731198A | 2.1% | 1.6065% | 0.5984% | -- | マネックス 証券 |
| PCA ジャパンオープン 83311007 | 3.15% | 1.575% | 0.2606% | 0.3% | センチュリー 証券 |
| ハイブリッド・ セレクション 47311982 | 2.1% | 1.134% | 0.4356% | 0.3% | みずほ銀行 |
| ミュータント 02311009 | 3.15% | 1.995% | 0.3677% | 0.5% | ライブドア 証券 |
| りそな・ バリュ−&グロ−ス 58311006 | 3.15% | 1.575% | 0.2257% | 0.3% | 三菱東京 UFJ銀行 |
| メロングローバル イノベーション 03311006 | 3.15% | 1.995% | 0.4479% | 0.3% | 三菱UFJ 証券 |
- 諸費用は、直近の委託手数料、有価証券取引税、保管管理費用の合計を、信託報酬との比率から、年率として算出したものです。これは毎年変わるものです。
- 信託財産留保額は、解約時のものです。
- 分配金受け取りでよければ、JF日本株・アクティブ・オープンはイートレード証券で販売手数料1.05%、ハイブリッド・セレクションは楽天証券で販売手数料0%です。
この中では、日興ビーンズ日本株ファンドが手数料的には安そうです。組み入れ銘柄の上位がトヨタ自動車と銀行なので、成績がよかったのは、たまたまかもしれませんが。
上の条件には当てはまらないけれど、気になるファンドもいくつか調べてみました。
| 名称 | 販売 手数料 | 信託 報酬 | 諸費用 | 信託 財産 留保額 | 販売会社 |
| さわかみファンド 71311998 | -- | 1.05% | 0.0153% | 0〜 1.5% | さわかみ投信 |
| Jオープン 03311946 | 0% | 1.281% | 0.2562% | -- | マネックス 証券 |
さわかみファンドは最近こそ調子が悪いようですが、長期でみるとTOPIXに勝っています。
Jオープンは長期も短期もなかなかの成績です。組み入れ銘柄もマイナーなところが多く、リスクは高そうですが期待がもてます。
(2006-11-19 追記)
さわかみファンドは、最近はTOPIXとほぼ同じ値動きをするようになってしまいました。今後もこの調子なら、高い信託報酬を払う意味がありません。
Jオープンは、前期に1,900円もの分配金を出しました。これまでは年間500円だったので、出し過ぎです。長期投資には向かないでしょう。
また、上で挙げたファンドの中で、直近1年間の成績でTOPIXを有意に上回っているのは、日興ビーンズ日本株ファンド、ハイブリッド・セレクション、メロングローバルイノベーションだけです。PCAジャパンオープンは、償還されてしまったようです。結果的に成績のよかった3つの中でも、ハイブリッド・セレクションは前期に分配金を1,000円も出しているので、やはり長期投資には向きません。
アクティブファンドって、難しいですね。
| 固定リンク

コメント